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デザインの語り場「これからのデザイン」REPORT

4年ぶりの自主イベント、デザインについて語り尽くす会を開きました。
定員6名に対して、参加者は2名。揃ったみんなで笑ったんですが、
このセミプライベート講座のような人数が、結果とても良かったです。
ここだけのデザイン話に花が咲き、お互いの話をじっくり聴いて話し合うことになりました。
お二方とも、4年前の「デザインの前のプレゼン」にも参加されていて、
あのワークショップで働き方が変わったと、嬉しいフィードバックを頂き、役に立てた事が本当に嬉しかったです。

長時間プレゼン形式で、デザインについて話すことも普段なければ、
いつも聴き手であるのに、受け手に回ることも取材以外では滅多にない。
そうなると、嫌でも内側に向き合わざるをえない状態になり、
新たな発見と発掘の手応えが、それぞれにあったようでした。
何だか、主催者が一番後押ししてもらったようで、次のイメージが湧いてきました。
まずは、3・4名に絞った濃厚な講座・ワークショップや、
コンセプトワークから未来図を描く、個別の連続ワークショップの企画を、頭の中で描いているところです。

新しく作った空間で食事をするというのも大切で、
緊張感がほぐれ、もう一層深いところへ踏み込んだテーマとなったことが、
空間づくりの答え合わせの様でもあって、興味深かったです。
料理って楽しい、食事会って面白い。。。

己と向き合うことは本当に大切ですね。
これからのデザインを確かめ合い、未来をデザインしていきます。
また、お会いしましょう!



デザイン

「デザイン」という文字に反応します。
文章の中にあれば、マーカーが引かれている様に、目に飛び込んできます。
ただ、18年程デザイナーを生業としてきましたが、奥が深くその働きや可能性について
未だよく分かっていません。

なぜ『デザインの語り場』のイラストがカメレオンなのか。
これは、クライアント色に染まる表現をするということもですが、
必要に応じて様々なことをやってきたらです。
そのせいか、ある時はイラストレーターと紹介されたり
はたまた書道家と言われたり、最近ではカメラマンにもなったり、
ただ話を聞いて整理したり、クライアントの広報係に変化(ヘンゲ)したりと、
働き方自体がカメレオンのようなのです。

若い頃、落ちこぼれた事もあって、世に知られる一流デザイナー像とは、程遠く、
一芸に秀でていない、広く浅い、器用貧乏、何屋か分からない。
と、色々なことを言われてきたし、その実感もありましたが、
今はそんなカメレオンのようなデザイナーを良しとしています。
むしろ、その方が比較されにくくて好都合です。

テクノロジーの進歩は、目まぐるしいもので、デザイナーの働き方も様変わりしています。
その流れに、乗らず、沈まず、抗わずの精神で、
気の向くまま趣くままに、これからもデザインを知っていけたら良いなぁと、考えています。

デザインの語り場 「デザインのこれから」

【イベント内容を変更します】
「資料作成する時間がない」というお声をいただきました。
確かに、告知から開催まで時間が少なかったです。すいません!
この語り場は、デザインの対話が一番ですので、資料作成しなくても
ご参加できます。
知恵の共有で、これからの取り組みに活かしませんか?

新しく作った空間『空白』で、デザインについて語る場をひらきます。
テーマは、「デザインのこれから」です。
AIという言葉が飛び交う昨今、クリエイションの世界も目まぐるしく変化していて、
これまで研鑽してきた技術や経験を0にしてしまいそうな勢いです。
そんな中で、デザインを生業とする仲間達は何を思い、どこを観ているのだろう?と
興味が湧いてきて、この企画に至っています。
これまでの振り返りとこれからについて、一緒に語り合いたい方、
最大6名という少数で長い時間、ここだけのデザイン話に花を咲かせませんか?
夕食と飲み物を用意して、皆さんのご参加をお待ちしています!

第1部 仕事概要と提案力 14:00-18:00
持ち時間10分(最大)で、1.仕事概要と、2.独自の提案力について
発表していただきますので、資料をご持参ください。
プロジェクターとノートパソコンはありますが、データでも紙媒体でも、説明し易い資料で大丈夫です。
—–
(変更点)
オーディエンスのみでも参加可能です。
資料作りされずに、お話だけ・またはご自身のウェブサイトやSNSでの説明でも構いません。
デザインの対話が一番の目的です。
—–

1
仕事概要は、デザインといっても、色んな種類があります。
どのような仕事や取り組みをされているか分かりやすくまとめてください。


提案力とは、簡単にクライアントさんへどのような提案(プレゼンテーション)をされているか(可能な範囲で)を、
ご準備いただいても構いませんし、独自の提案に対する考えをまとめられても構いません。
これまでどのように歩んで来られたか、そしてこれからどう未来を描いているのか共有してみませんか?
色んな方法を知ることで、きっと、これからの参考になるはずです。

休憩・懇親会準備

第2部 懇親会 18:30-22:00
食事をしながら、これからの取り組みについて、楽しく意見交換をする場となります。
アルコールは、ほろ酔い程度に用意します。会話を主に楽しみましょう!

スケジュールはあくまでも目安です。その場の流れで臨機応変に対応します。

日時 
2024年3月20日(春分の日) 14:00~22:00

場所
空白(福岡書芸院1F)
福岡県大野城市白木原5-1-27
緊急の連絡先:080-1709-8425(前崎携帯)

参加料 
15,000円(税込)

対象
デザイナー・クリエイターの方

お申し込み
参加ご希望の方は、ホームページお問い合わせページからお申し込みください。

お申込み締め切り 
3月18日(月) 定員6名
※3月19日以降のキャンセルは、全額後日お支払いお願いします。

Ricebird Greating card

Ricebird株式会社の挨拶カードを制作させていただきました。
この電子化された社会の中で、
ご縁に言葉を書き添えて、お礼を送るという事柄が
とても丁寧な振る舞いになりました。


青の旅

雲の上、窓の外。
目に映る世界は、
「ここからどうやって着地しようか」と
考えることが頓珍漢なほど、現実身に欠けていて
すごい速さで日常を吹き飛ばしていく。



今年の書初めは、「空(クウ・カラ)」です。

「空白」が出来て、変わりました。
何が変わったのか、具体的には把握できれていませんが、いつも「有難う」が湧いてきます。

空っぽにすると、何かが生まれて来る。
無いがあって、有るがない。

初春 2024

今年もどうぞよろしくお願いします。

どうも有り余る力が、うねうねとうごめいているようですので
穏やかであるよう内なる聲に耳をすまし、直観して整っていくよう
先ず頭に据えました。

2024年、3つの事を磨いていきます。

兎にも角にも話を聴きます。
年末に開いた「脳内大掃除」は、デザインにおいて最も重要である
コンセプトワークの方法を用いたもので、相談者の頭の中を整えていきましたが、
体験された方々から、とてもスッキリしてやるべき事が明らかになったと言っていただき、
手応えを感じました。
そこで、この脳内清掃は、「空白」の場を活かし、
癒し頭の中を解きほぐし整えられるよう、磨いていく所存です。

そして、これまでのブランディングワークにおいても、
聴き耳をたて、その時最善の表現をできるよう、手を磨いていきます。
「次こそが最高傑作!」をいつも胸に。

最後に、新しく作った「空白」でおもてなしを磨いていきます。
デザイン講座・ワークショップ・宴・展示会など、アイデアは湧いてきているので、
それを形にしていきます。
デザインから遠いように感じるかもしれませんが、
日々の料理を丁寧に作っていきたいと思っています。

ここまで挙げると、頭の中はてんやわんや。穏やかはどこいった?(笑)
こんな矛盾をはらんでいますが、人肌デザイン・茶の湯デザインを磨いて参ります。

GRIPH

○ 内容:アートディレクション、ネーミング、ロゴデザイン・撮影
○ 制作物:ロゴ、ホームページ



MATCH CYCLESの店主松尾さんは、マウンテンバイクをこよなく愛する自由人。
世界的な人気を誇るグラベルイベント、『グラインデューロ』で3位になるほどのマウンテンバイクレーサーで、
(ご本人は謙遜されてなかなか話をされませんでしたが)、九州では数少ないサンタクルーズの特約店となり、
デッドストックとなった名車などを扱われています。
お店は、建築業界で働かれていたこともあり、店舗デザイン(一部施工も)もご自身でされて、店主のスタンスがあらわれる佇まい。





コーヒーにもかなり傾倒されていて、エアロプレスという抽出方法で淹れたスペシャリティは、
驚くほどフルーティーで香り豊かです。
遊び心満載のMATCH CYCLESですが、今後の夢を実現していくために、
新しい事業展開を踏まえたアウトドアブランドを作りたいとご相談いただき、
新ブランドのネーミングからロゴデザイン、そしてMATCH CYCLESのホームページを作成いたしました。

GRIPHというネーミング

名前自体にコンセプトの意味を持たない造語『GRIPH』は、
音の響きから日々のルーティーンワークでは得られない、風をきるや爽快感や高揚感、
心震えるような疾走感を呼び起こしています。
実際にグリフという言葉を調べてみると、文字の骨格となる「抽象的な」概念と記述されていて、
松尾さんの抽象的な夢を形作っていくシンボルとして相応しい名前となっています。
ロゴデザインから、自転車に乗るたくさんの楽しい感覚が伝わっていけば良いですが。
「Let’s life cycling!」




MATCH CYCLES Homepage
ホームページはShopfyを使って制作しています。


道なき山を駆け降りる姿をオオカミに見立てたロゴマーク。颯爽とライドする松尾さんは、まさにオオカミ。

Ricebirdのブランディング

○ 内容:デザイン顧問、クリエイティブディレクション、デザイン各種、写真撮影
○ 制作物:コミュニケーションツール一式

「うちの顧問をしてほしい。」
代表の水田さんと、初めての顔合わせでそう言われてから、三年が過ぎました。
食いしん坊で、度胸があって太っ腹。
創業5年で、5店舗を展開し繁盛店とする凄腕経営者の一面もあり、
常に自然体で、周りからは「みずちゃん」と親しまる水田さんが大切にされているのは、
「常にあたたかくウェエルカムな心で、美味しい空気をつくること」
この想いは、各店舗のスタッフ皆さんに浸透していて、お客様がどうしたら喜ばれるかを第一に考え、
料理は美味しさを常に深掘りし、接客は相手を心地よくいてもらう気配りを、自ずとされています。

この3年間で、店舗の立ち上げや商品パッケージ、情報発信など様々なお仕事に
携わらせていただいています。
中でも定期的に広報用の写真を撮影することで、スタッフさん達と関係性が築けていて、
そこでしか撮れない空気感が映っています。このおいしい記憶が、ブランディングの中で密かな宝物です。
















「清喜」というお店からはじまった家族のようなRicebirdは、
規模を拡大していく中でも個性を大事にし、新しいことにも柔軟に取り入れ、
効率化を図りながら、あたたかく風通しの良い会社づくりを進められています。
飲食はもっと面白くなるという水田さんとは、
これまでデザインを通してコンセプトを確かめ合ってきました。
普段は、コンセプトを作ってデザインを行うのが鉄則ですが、逆のアプローチなのに成立しているのはこのRicebirdだけです。

会社のロゴは、ブランディングのお手伝いがスタートして、
会社の風土を確かめてからご提案させてもらいました。「さぁ、なに食べよう?」というタグラインを添えて。
オリジナルで作字をしたゴシック体。二つのiのドットをRとBに移し目に見立て、社名でありながら近寄りやすさを出しています。

米酉倶楽部とは、会社のホームページという機能と、オンラインショップを展開する目的で付けた通販サイトのロゴです。
食いしん坊による食いしん坊のための情報サイトということで、
古き良き社交場の雰囲気を醸すように作字したこのロゴタイプも気に入っています。
只今、会社ホームページとして情報をわかりやすく伝えることを優先していますので、一旦サイト名を隠して、次なる新たな機会を狙っているところです。

Ricebrid公式ホームページ