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Ricebirdのブランディング

○ 内容:デザイン顧問、クリエイティブディレクション、デザイン各種、写真撮影
○ 制作物:コミュニケーションツール一式

「うちの顧問をしてほしい。」
代表の水田さんと、初めての顔合わせでそう言われてから、三年が過ぎました。
食いしん坊で、度胸があって太っ腹。
創業5年で、5店舗を展開し繁盛店とする凄腕経営者の一面もあり、
常に自然体で、周りからは「みずちゃん」と親しまる水田さんが大切にされているのは、
「常にあたたかくウェエルカムな心で、美味しい空気をつくること」
この想いは、各店舗のスタッフ皆さんに浸透していて、お客様がどうしたら喜ばれるかを第一に考え、
料理は美味しさを常に深掘りし、接客は相手を心地よくいてもらう気配りを、自ずとされています。

この3年間で、店舗の立ち上げや商品パッケージ、情報発信など様々なお仕事に
携わらせていただいています。
中でも定期的に広報用の写真を撮影することで、スタッフさん達と関係性が築けていて、
そこでしか撮れない空気感が映っています。このおいしい記憶が、ブランディングの中で密かな宝物です。
















「清喜」というお店からはじまった家族のようなRicebirdは、
規模を拡大していく中でも個性を大事にし、新しいことにも柔軟に取り入れ、
効率化を図りながら、あたたかく風通しの良い会社づくりを進められています。
飲食はもっと面白くなるという水田さんとは、
これまでデザインを通してコンセプトを確かめ合ってきました。
普段は、コンセプトを作ってデザインを行うのが鉄則ですが、逆のアプローチなのに成立しているのはこのRicebirdだけです。

会社のロゴは、ブランディングのお手伝いがスタートして、
会社の風土を確かめてからご提案させてもらいました。「さぁ、なに食べよう?」というタグラインを添えて。
オリジナルで作字をしたゴシック体。二つのiのドットをRとBに移し目に見立て、社名でありながら近寄りやすさを出しています。

米酉倶楽部とは、会社のホームページという機能と、オンラインショップを展開する目的で付けた通販サイトのロゴです。
食いしん坊による食いしん坊のための情報サイトということで、
古き良き社交場の雰囲気を醸すように作字したこのロゴタイプも気に入っています。
只今、会社ホームページとして情報をわかりやすく伝えることを優先していますので、一旦サイト名を隠して、次なる新たな機会を狙っているところです。

Ricebrid公式ホームページ

「空白」オープンのお知らせ

日頃の情報発信を疎かにしていましたが、
父が2021年に他界したことから、福岡書芸院の代表取締役になりました。
実感がなくご報告するつもりもなく過ごしていたところ、
心境の変化から、もう一度会社に火を入れる気持ちになり、
構想からおよそ1年を経て 遊ばせていた福岡書芸院1階を改装し
デザインスタジオ(アオバト)と 多目的スペースを併設した
『空白』という名の施設を、開く運びとなりました。
設備融資を受けてお金をかけた事も、
溜まりに溜まったゴミを一掃した事も、
ひょんな事から、空間のデザイン・監修をここまでするのも、
そしてそのデザインを、大先生に赤ペン指導していただいたのも、
色んな初めてなことを、多くの方に支えていただいて、
ようやく(本当にようやく…)空間が出来上がりました。
事業計画はしっかり空想を描き作り込みましたが、
空白でどのようなご縁が、実を結んでゆくことになるのかとても楽しみです。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

有限会社福岡書芸院 代表取締役・アオバト主幹
前崎成一

内覧会のお知らせ

改装した「空白」を始める日に、お披露目させていただきます。
自ら描いた線が、様々なプロの手によって立ち上がっていくことに
大きな喜びと学びを得た、思い入れのある空間です。
ご予約は不要ですので、誰でもお気軽にお運びください。

日付 9月18日(祝日) 11:00~18:00
住所 〒816–0943大野城市白木原5–1–27 福岡書芸院1F
Map 

駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用いただくか、近くのコインパーキングをご利用くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

原石

身の回りに石が増えてきた。
隣で愛でる相方がいるからだけれど、その引力に引き寄せられつつある。
これからは、直観のとき。
研ぎ澄まし、おもむくままに本気で遊ぼう。
この先も輝いている。

寸時

ちょっとひと休み。
炎を眺めていると、穏やかにほぐれる。
あぁ、良い火加減じゃ。




謹賀新年 2023

明けましておめでとうございます。

今年は元旦から変わっていました。
何がって、恒例の神社での初詣に、宮司さんが不在だったことです。
祝詞をあげてお祓いしてもらうことや、
手がかじかんで震える笛の音色を聴いて、元日の歌を歌うことが
スマホからスピーカーを通して、流れてくるお正月の音楽に変わったことで、
とても有難いことだったと気づかされました。
せっかく今年は、家から頂上まで歩いたのに。。

もう一つ変わっていたのは、雲が低く積もっていて
日の出時刻を過ぎても御目見しなかったこと。
痺れを切らして、下山した頃にご来光。これもまた良いものでした。

当たり前としていることは、何もなくいつか変わるものなんですね。
移ろい行く時の中で、今年は書き初めをしないことにしました。
理由は単純、飽きたから。
そして、新しいことを始めます。昨年末からスタジオの改装に取り掛かっています。
これが一番大きく変わることかもしれません。楽しみ!

世の中、知らない事や可笑しな事だらけですが、前にも後ろにも向かず楽しくやってまいります。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


宮司さんいなかったのは残念だったなぁ。

帰宅途中、ウリ坊に遭遇。良いことあるかな?



元日は実家でご馳走とお酒を。「寿」父の書と妹の花。父の他界した年をよく思い出せない。長いのか短いのか。


散歩して地禄神社へ。お詣りして祖父の書にも挨拶。

Plan A

新しいことを始めようと、線を引いています。
空想の線、未来の真。

Full moon

月はキレイなのか。
それとも観るから、月はキレイなのか。

この違いをずっと巡らせている。