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食べる庭

庭の小さな畑で野菜を作っている。
冬は小松菜や春菊、そしてブロッコリー。二十日大根は植えたものの
近い道に困り、もう百日大根にでもなっているのではなかろうか。
見て見ぬ振りをしている。ごめん。
畑で採れる野菜は、嬉しくて美味しい。
娘は料理を結構作るようになって、これまた嬉しくて美味しいのです。
クリームシチューほっぺが落ちた。


寒北斗

今季初の積雪。酒蔵にてみっちりミーティング。

FLY

治療の旅に出かけた。
肩の脱臼の心配がほとんどなくなったので、
体は飛ぶように軽い。
これから体質改善。






土曜日の昼下がり

メール受信が減る土曜は、仕事に集中できる。
今日はパソコンを開かずに、手書きでロゴを作り始め、結構イメージに近い状態に辿り着いた。
短い時間で集中して成果を出す。これが今の課題。

気分転換に、お福分けのレモンを嗅ぐ。
黄色はすごく集中できる。

このレモンを数日はちみつに漬けてソーダでいただく。
酸味と苦味の角が取れて、美味しかったよ。
2020年2月22日加筆

KifuL MTG 2020

2020年始めのKifuLでのブランド会議。
暮らしのトータルコーディネートをするインテリアショップ。
創業40年、今の西区に移転されて10年。
ネーミングからのお手伝いは、13年目に突入!

デザインの前のプレゼン[REPORT]

デザイン講座
デザインの前のプレゼン

タイポ講座に続いて、クリエイター向けの講座を開催しました。
内容は、デザイン提案をする前に行う大事なことについて。
ここ数年、プランを描くことが楽しくて仕方なく夢中になっている自分がいて、
そんなプランを提案できた案件は、良い結果になっていると気づきました。
これを冷静に分析・分解して、言語化したものが今回の講座です。
参加申し込みが、締め切り前を前に定員に達し、キャンセル待ちの問い合わせもあって、
この内容に対する関心の高さを感じました。
講座は15名の多様なクリエイターに参加いただき、ヒアリングのワークショップを交えながら、
「聴く」「描く」「計る」、そしてその結果の「表す」という順で進行。
このプロセスは、どれ一つ欠けても成立しないわけで、
アウトプットや結果が大きく変わっていきます。
ただ、何よりも伝えたかったのは、これは人間関係を築くために行うということ。
良い関係性を深め育めてこそ、この仕事が異彩を放つと考えています。
若い頃から手探りで経験してきたことを、講座でオープンにすることで、
整理ができて、自身の伝達技術の向上にも繋がっている模様。
教えることで強くなる、合氣道の教えと合致します。
いつも講座に参加された方が、アンケートにダメ出しも含めたくさん書いてくださるので、
本当に嬉しく、次の企画の励みになります。
今回の要望として多かったのが、クリエイターのサポートでした。
これは、なりわい診療というサービスを、クリエイター向けにも展開しているので、
早めに分かりやすい案内をしたいと思います。
あとは、タイポ講座続編やコンセプトマップづくりに、もっと根本的な軸を見つけるワークショップなど。
ママクリエイターの井戸端会議もやってみたいですね。

自主講座を始めて、まだヨチヨチ歩きですが、講座自身にももっとデザインを導入していくのが課題です。
今年はたくさん自主的に動いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

参加されたヨシカワさんが、濃密な振り返り記事を書いてくださってます。ありがとうございます!
fieldnotes blog デザイン講座「デザインの前のプレゼン」に参加

2020年2月1日

筑紫宮詣。
今年はやけに暖かい。異常気象という言葉は、日常になってしまっている。
写真は、雪ではなく梅の花。
目に見えないものに不安を感じつつ、
目に見えないものに今があることを感謝しつつ。

たけのこの水煮パッケージ

○ 内容:アートディレクション、デザイン、コピーライティング
○ 制作物:水煮パッケージ
○ 制作年:2017年〜2018年

福岡県八女立花町にある、立花物産という筍の水煮を製造してある会社の、
商品パッケージのリニューアルに携わりました。
春採れたての竹の子は、大釜で蒸した後春の風味を閉じ込めて、関東圏のSEIYUで販売されています。

リニューアルのご相談をいただきヒアリングの後、工場内を見学させていただきましたが、
生産ラインがとても清潔かつ整理整頓されていて、長年卸をされている知恵が随所に見られました。
竹の子の中の混入物のチェック、梱包ミスのチェックなどいくつも工程を踏んで
作りあげられている姿勢から、商品の美しさに出ています。
リニューアルにあたっては、混入物のチェックが目視できることに配慮しつつ、
竹の子の姿が綺麗に見えるように、そして時期に応じた装いとなるよう、
最後にこれまでの竹の子の水煮のパッケージにはないものに。
と、いろいろなお題を整理しながら、市場にある竹の子のパッケージと比べながら
「新物」「レギュラー」「縁起物」と用途に分けてデザインしていきました。
書体は古本屋さんで面白い文字が使われている本を探し出し、文字をトレースしながら制作。
リニューアルにあたって、新たに竹の子のレシピも立花物産の女性スタッフの皆さんの協力を得て、
簡単でちょっと変わった竹の子料理レシピを作っています。

立花物産の社長さん、そして後継の岩下ご夫妻と一緒に竹ん子山を見ながら、
生産者の高齢化を危惧されていました。里山の保全も担われている営みなので、
まずはリニューアルのパッケージがたくさん売れることを期待しています。


新物パッケージデザイン
春一番に採られた筍のワクワク感や春の陽気を演出。販売期間は4月から5月ごろ。


基本パッケージデザイン
通年販売される筍のパッケージ。朝霧の中の竹林をモチーフに。


縁起物パッケージデザイン
お正月や雛祭りに使うゴロンとした筍には、目出度い装いを。販売期間は1月から2月ごろ。