酒造りの熱量に改めて気づいた一日。酒蔵には良い香りが漂っていた。
今夜の酒は美味しいぞ。
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7month
直感を頼りに
秋が落ちていく
FallとAutumnの違いって知ってますか?
Autumnの方を好んで使うのですが、ちょっとググってみることに。
「Fall」と「Autumn」の違いは、アメリカ英語かイギリス英語かみたいで、
「Autumn」の語源は、「収穫期」を意味するラテン語から。
「Fall」は「Fall of the leaf」からきているんだとか。
なら、春のスプリングは何?ってなりますよね。跳ねる?伸びる?
これもググったら色々出てきますよ。
語源は面白いですね。当たり前に使っていてもよく知らないことも多い。インチキって何語?とか。
落ちるつながりで、好きな言葉は「腑に落ちる」です。
腹わたや心の底に落ちてはじめて、納得する。うんうん、わかる気がする。
英訳では、Make sense。やっぱり世の中直感だぁ。
直感を証明するために、コンセプトメイクしている節も否めない。
とまぁ、落ち葉のようにパラパラと気を散らしています。
TOPAWARDS ASIA “FURIKAKETE”
アジアの優れたパッケージデザインを賞賛するTOPAWARDS ASIAから、
アオバトが手がけたパッケージデザインが月間賞をいただきました。
このアワードがユニークなのは、応募制の賞ではなく消費者目線で集められた商品が審査され賞賛されるということです。
アオバトはデザインアワードには応募しないので、
このような形でデザイン賞を受賞するとは思いもよりませんでしたが、
日々の仕事に対して評価されたことは、とても励みになります。
本当にありがとうございました。
Outstanding in Functionality | FOOD
『ふりかけて、』は、生ごみを有効活用した循環型オーガニック調味料です。
それは、人々にあまり知られていないチャレンジングでニッチな商品。
大切にしたことは、この商品が何者であるか一目でわかること。そしてクライアントとの共同作業。
『ふりかけて、』とは、その名の通りふりかける。
いろんな料理にふりかけて食べて欲しいので、一目でわかるそのままの名前を提案しました。
ロゴタイプは、ディレクターが書き方をガイドし、クライアント自身が書いた文字を採用。
なぜなら、作り手本人だから。
パッケージは、オーガニックな雰囲気を出すことと、コスト削減を重視しました。
厚手のクラフト紙にオフセット印刷した状態で納品するだけ。
折りとトムソン作業はクライアント自身に任せる、至極アナログな方法です。
この1枚に、商品説明から注文方法まで情報を詰め込み、次の購買に誘導するようにしています。
“Furikakete is recycled organic seasoning made from recycling raw materials (what we consider garbage). It is a challenging and niche product as the concept is not widely known or popular yet. It is important to create a design so the product can be recognised at first glance, and of course to collaborate with the client.
“Furikake” means “sprinkle” and “furikakete” means “just sprinkle it” in Japanese. Because we wanted consumers to sprinkle the seasoning on various cuisines, I proposed the name as it can be understood at first glance. For the logo, I adopted and used the maker’s hand writing to put emphasis on the creator behind the product.
The package design aims to give an organic feel and focuses on cost reduction. The design is printed on thick craft paper using offset printing. The product description and ordering methods are also printed on the packaging. It can easily be put together by the maker.”
酒造りのはじまり
秋の散歩
朝少し仕事をして、散歩に出かけるのが日課。
6時はまだ薄暗く、歩き始めて夜が明けてくる。
その景色がいつも美しく感動するので、今朝はカメラを持って歩いた。
しばらく歩いてハッとした。
これはいかん、立ち止まってばかりだぞ。
蜜蜂にとって、はちみつは主食。花粉は主菜らしい。(嶺川さんの投稿より)
開発でうまれた4丁目。子どもの友達も多く住んでいる。
開発前は森で、伐採された木は薪ストーブの燃料として分けてもらったことがある。
余命10年だとして
あと10年の命をどう生きるか、ちょっと考えてみました。
来月で40歳なので、これからが働き盛り。(たぶん)
これまでの仕事と暮らしを見直し、ひとつ夢である「あそびの学校」を作ることにします。
どんな学校かはまだぼんやり。とにかく、将来良い大学や会社に行くためでもなければ、
お金持ちになれるためのものでもないことは確かです。
これといったお題を決めずに遊びを創造するような、
問いを見出すような、場が作れるのではないかと。
10年間おもいっきり続けられたら、夢も体系化しているのではないでしょうか。。。
さぁ、生き方を考え直す時が来たぞ。
あと1年だとしたら。。。
会いたい人たちに会いに行く旅をする。
これまでの人もこれからの人も、
国内外問わずとにかく会いに行こう。家族道連れにして。
これも何かしらタネを運ぶことなのかもしれません。
さぁ、誰に会いにいくか計画だ。
明日いなくなるとしたら。。。
腕をふるって朝、昼、晩とご飯を作り、家族みんなと楽しく食べることにします。
できれば景色の良いところで。
あとは、できる限り楽しく話したい。
さぁ、今度の休みはそうしよう。
お金持ちになりたい、有名になりたい、偉くなりたいという欲望や、
今後起こりうる得体の知れない不安を拭い去るための努力を、
日々続けていないだろうか?
本当にやりたいことや大切なことが後回しになっていないだろうか?
死を目前とした時にだけ、本音を吐露するのはもったいない。
夢物語でも何でもいいので、できることからやってみようではないか。
余命の長さで、やる事が変わっていく(広がっていく)のも面白くないですか?
色んな人の余命話を聞いてみたいです。
こんなワークショップしたら誰か来るかな?企画しようかな?
当たり前に続くと思って入る日常なんて幻想に過ぎない。
もっと、デコボコとはみ出して生きていきたいなぁ。
名刺は語る
この名刺は、13年前(当時26歳)にデザインさせていただいたものです。
今では名刺単体でのお仕事は来なくなったんですが、その時は仕事もほとんどなかったので、
この名刺のデザインに全身全霊で取り組んでいました。
島宿やギャラリーを経営される方が、表と裏で物語のある名刺を作るデザイナーということで面白がってくれたのか、
建築家やエクステリアデザイナー、または歯医者さんや税理士さんと色々と紹介してくださいました。
20代後半全く自信がなく、人に喜んでもらえることで、社会との接点ができる喜びを覚えたことを、
この名刺が思い出させてくれます。
それから今まで、過去よりも良い仕事をという思いで仕事を続けて来ました。
ただ、こうして振り返ると、情熱を持ってデザインができているか?
人を喜ばせられているか?高いハードルを越えようとしているか?
そんな風に、26歳の自分が問いかけてきます。
建築家の木村則夫氏の名刺。朝と昼と晩の住まいの様子を