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名刺は語る

この名刺は、13年前(当時26歳)にデザインさせていただいたものです。
今では名刺単体でのお仕事は来なくなったんですが、その時は仕事もほとんどなかったので、
この名刺のデザインに全身全霊で取り組んでいました。
島宿やギャラリーを経営される方が、表と裏で物語のある名刺を作るデザイナーということで面白がってくれたのか、
建築家やエクステリアデザイナー、または歯医者さんや税理士さんと色々と紹介してくださいました。
20代後半全く自信がなく、人に喜んでもらえることで、社会との接点ができる喜びを覚えたことを、
この名刺が思い出させてくれます。
それから今まで、過去よりも良い仕事をという思いで仕事を続けて来ました。
ただ、こうして振り返ると、情熱を持ってデザインができているか?
人を喜ばせられているか?高いハードルを越えようとしているか?
そんな風に、26歳の自分が問いかけてきます。

建築家の木村則夫氏の名刺。朝と昼と晩の住まいの様子を

KifuL Meeting

ブラインド越しの光の線が、カーテンに映って綺麗だった。
KifuLはカーテンでお悩みの方の駆け込み寺のようになっている。特にリネンカーテンは。

昨日は、11月に開催される「秋のギャッベ展」の撮影に伺ったのだけれど、
今日から始まるイベントのフランジパニラタンも届いていて、お先に見せていただいた。どれも綺麗な手仕事で、おすすめです。

帰りに木本店長が、軒先リアカー研究所の所員として関わられている力作のリアカーを見せてもらった。
絶妙な仕事感とペイントの相性がバッチリ。これからが楽しみな取り組みです。

またいちMeeting


今日は、またいちの塩製塩所で平川さんと打ち合わせ。
帰りに新しいパッケージになった花塩プリンをいただいた。家族全員の大好物。ペロリン。

生パスタ


料理を習った妻が良い感じの麺を作ってくれたので、
庭のバジルで作ったジェノベーゼと合わせていただいた。
なんと贅沢な昼ご飯。今日はこれで仕事おしまいと言いたい気分。

ただいま潜水中

表現の海に潜っています。
コンセプトから言語化し、イメージを具現化する一連の行為は、
まさに潜水そのもの。
美しい魚に出会うために、息を潜めて彷徨い泳ぐ極めて地味で体力を消耗する作業。
でも、やめられないんだな。これが。

隣の柿喰う

「柿をいつでも獲ってくださいね」というお隣さんの言葉を鵜呑みにして、
垣根の冬柿をいただいた。
傷んだところもあったりするけど、自然の甘みで美味しい。
ありがたいなぁ。

ところで柿は、シャキシャキ派?それともトロトロ派?

どっちもいける派です。

10月1日


月の始まり、いつものように筑紫神社へお詣り。
もう、秋ですねぇ。はやいはやい。今月もよろしうお願いします。

家庭のラーメン

台風の気配を感じる日曜のお昼は、家庭のラーメン。
妻がとっていた鳥と豚の出汁に、昆布とカツオも合わせ塩味のスープを作った。
特製塩豚ラーメンは、子供達も大喜び。
これなら罪悪感なくスープも最後までいただけます。
ラーメンの作り方を教えてくれた定松さんに感謝。

紙と

紙漉思考室の前田ご夫妻とのブランドづくりは、9年になります。
「技術は表現のとなりに」とスローガンを掲げ、クリエイターへメッセージを届けてきました。
前田氏の技術力と探究心が、表現者の要望に応え続けたことで、魅力的な出会いが広がってきています。

新たな試みとして、蜜蝋ワックスの和紙を作られていました。
この蜜蝋は同じくブランディングのお手伝いをしている嶺川養蜂園の商品です。
使い道を見出してくれるクリエイターさんがいらしたら是非!

もう一枚は、有田焼きの豆皿を入れる箱に使われた、土で模様を作った和紙。
お客さまには器だけでなく箱も喜ばれているとか。

紙漉思考室という屋号も、ブランドづくりに関わる際に変更。
ロゴは、前田さんが和紙作家ではなく、職人として実直に紙漉きに向き合ってあることが伝わるように、
オリジナルの明朝体を制作。