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イナヅマ

日中カンカン照りのせいなのか、激しい夕立で神がゴロゴロと鳴っている。
これはシャッターチャンスと車内から、息子と待ち構える。
雷 雷鳴 稲光 カミナリ 稲妻。色々な形をカメラに抑えた。

雷が落ちた大地にはたくさんのリンが発生して、豊作になるんだとか。
(ずっと前に聞いたことなので、うろ覚えです)

夏の風物詩

大牟田の大蛇山を観に行くのは今年で2回目になる。
目的地は、定松さんと千歌さんの基地IN THE PAST
お祭りを観に行くというよりは、里帰りをしているような感覚で、
美味しい手料理とお酒を楽しんで、ふらっと外に出て祭りの雰囲気を味わうという贅沢さ。
今年は晴れていたので、他の山のパレードも観ることができた。クライマックスは最後の山崩し。
大蛇山は最高だぁ。










「田舎暮らしのすヽめ」中止のお知らせ

27日(土曜日)開催予定のお話会「田舎暮らしのすヽめ」ですが、
主催者の都合により中止とさせていただきます。
24日の時点で、参加申し込みがないという残念な事実に加えて、
どうしても今学んでおきたいワークショップを発見してしまったため、
自分磨きの時間に返させていただきます。

今後は、もっと面白い講座やワークショップの企画を練っていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

Go vote 7.12

3年前にも参院選についてイメージデザインを作り、その思いを綴りました

『Imagine』想像しよう。
明日から全く違う世界になることを。

このメッセージは、選挙によってどっちにも転ぶけど、好転することを願って作りましたが
あれから三年が経ち、世の中に良い変化は起きたでしょうか?
個人的には好景気なんてやってきてないし、(ウチだけですか?)
良い変化どころか、何というか…..という感覚です。

それでもなのか、だからこそなのか、
今回ほど政治は変えられると、未来に希望を感じる立候補者が複数いる選挙はないとワクワクしています。
政治で生活が確実に変わっているから、しっかりと希望の1票を投じることにします。
その波紋はいつか必ず自分に返ってくると信じているし、
選挙の結果に関わらず、すでに変わり始めたものを大切にしようと思う。

投票期間は21日、今度の日曜日まで、必ず選ぼう。
「選挙で、暮らしは変えられる」

水郷メロン

でん一農場の田中さんより、美味しそうなメロンが届きました。
食べごろは、14日以降だと。あっ!今日からだ!

ということで、ダンボールパッケージのディレクションと、
シールのデザインをさせていただきました。

田舎暮らしのすヽめ

ご存知の方も多いかと思いますが、古民家暮らしを4年半ほどしていました。
田園風景を目の前に、朽ちたお屋敷をリノベーション&DIYして、生活と仕事の両立を図ってみたところ、
体調不良で泣く泣く引っ越す羽目に。。。
この4年半という年月で、得た経験は計り知れず、旅をしていたような感覚でもあります。
そのような非日常のような夢の暮らしが、できなくなってしまった失敗談は、
これから田舎暮らしを夢見る方々のお役に立てるのではないかと思い、
情報共有の場を設けることにしました。

自然の中で暮らしながら仕事をしたいという貴方、
酸いも甘いも全てお話ししますので、この機会に是非ご参加ください!

開催日時・場所
2019.7.27sat 15:00>18:00
アソビドコロ寸時(福岡書芸院1F)福岡県大野城市白木原5-1-27

受講料
2,000円 税込(要予約)

内容
● 田舎で物件を探す方法や場所選びの注意点
● 地域での移住の取り組み(お仕事で関わった地域紹介)
● 物件の契約方法
● リノベーションやDIYの仕方
● 地域の仕事や関わり方
● 暮らしに関わる動物や虫対策
● 田舎での働き方

コンセプトワーク
● そもそもなんで田舎で暮らしたいのか?Q&A

対象
● 田舎暮らしで家を探している方
● 都心以外での働き方を模索されている方
● 古民家DIYに興味のある方
● 眠っている古民家を所有されている方
● とにかく失敗談を聞いて笑いたい方

持参していただくもの
● 筆記用具

お申し込み
参加ご希望の方は、お問い合わせページからお申し込みください。

田舎暮らしで、どんなことに悩まれていたり、足止めされているかをメッセージにコメントいただけると、内容を反映できると思いますので、よろしくお願いします。

 
話し手
 
前崎成一
クリエイティブディレクター・デザイナー
アイデアという希望の種を運び、芽吹かせ、育つように。
アオバトは、面白い状況を作っていく創造の鳥です。
まだ言葉にならない想いをすくい、コンセプトを立て、
本来あるべき姿をデザインという手段を使って具現化し、
ご縁を結んでいきます。

プロフィール詳細

子ども定食

日曜日の夕方に突然、「今日は子どもが料理をつくるけん」と言い出した。
計画性が全くないので、冷蔵庫にあるもので作り始めたけど、
ポテサラときゅうりの酢の物では、味気ないということで、父親はひき肉を買い出しに行かされるハメに。
お米を研いでご飯を炊き始め、料理本を見ながらアタフタしては、母親に助言を求める。
「やっぱりお母さんに頼ってしまうねぇー」とか言いつつ、何とか調理していく二人。
重たいフライパンで炒める作業だけは、手伝ったものの、味付までやってのけた。
料理は不味いはずがないよねぇ〜。


メインの豚ひき肉と茄子炒め。
油を吸った茄子から、油が出るまで炒めるんだぞ。


ポテサラ。不味いはずはないけど、マヨはもう少し欲しい。


息子の十八番、きゅうりとワカメの酢の物梅肉和え。


当たりを忍ばせたらしいけど、単なる手抜きやね。

子どもたちには、料理を楽しんで作る能力を大きくなるまでに、高めていってほしいと思う。
これはテスト勉強よりも大事な必須科目です。

タイポ講座を終えて

タイポ講座 2019年6月22日(土曜日)開催

デザイナー・クリエイター向けのタイポ講座は、初めての試みにも関わらず
有難いことに満席となり、思いっきりタイポ制作の裏側をさらけ出しました。
講座企画にあたって考えたことは、まず苦手意識をいかに克服できるか。
そして、実践してみようと思ってもらえるか。
克服方法としては、●手法を知ることと ●知識を増やすこと ●数をこなすこと。であると推測し、
最後の数をこなすのは、講座が終わった後からの経験で、個々の色になっていくことなので、
『タイポづくり4つ手法』をラフから完成まで、情報元も明らかにしていくことに。

前半の座学編で、ロゴタイプの制作過程を過去の実例を元に、お話しさせていただきました。
裏側をお伝えするので、コンセプトを建ててから、表現に至る経緯や、クライアントさんへのプレゼンまでを。
講座後のアンケートでは、この辺りを聞きたいという声が多かったので、別企画します。

Adobeソフトの使い方は、20代にデザイン事務所で習った時から、ほどんどアップデートされていなかったので、
その方面に明るい方が、ノウハウをアップデートくれるという一幕もあって、
素敵な情報共有の場ができました。(感謝、感謝)
我流でタイポづくりをやってきたことを、できる限り客観的に考察してみたところ、
手法を整理でき、新しいインスピレーションも湧いてきました。
合気道は、教えることで上達すると言われていたことをここで納得しました。
(合気道習ってないけど。。。)

座学編を終えておやつタイム。参加者による楽しいロゴタイプ談義を。

時間内で全員の作品を見ることができなかった、段取りの悪さが悔やまれます。
本当にごめんなさい、次こそは!

後半の実践編では、場所を二階の書道教室に移して、毛筆や竹ペンやクレヨンを使って、お題を書いてもらいました。
途中にロゴ制作で参考にしている、様々な書物(情報元)をお手本として、
書体作りに取り組んでいただきました。


今回は筆文字がメインでしたが、個々のクリエイターに合う道具や書き方があることの面白さや、
過去の美しい文字を知ることで、表現の幅が広がるという、
気づきのタネを運ぶことができたのではないでしょうか。

今後の改善点としては、書いたものを加工し、ロゴ化するところまでできればと思います。
他には、ブランディングの講座や、プランからデザインができるまで、
あとはデザインゼミというアイデアをいただいたので、企画しようとワクワクしてます。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
(裏方で手伝ってくれた家族にも感謝)


タイポ講座に参加された、ヨシカワさんが記事を書いてくださってます。
講座を振り返りまとめていただいて、この記事で気づくことも多いです。
タイポ講座も、思考のプロセスを丁寧に伝えることもやっていきたいなぁと思いました。
それと、アオバトでは、コンセプトやディレクション、カウンセリングに重きを置いていますが、ヨシカワさんの記事で、造形力があってこそだと改めて認識させてもらいました。
ありがとうございます。


参加いただいた方々のブログ記事をシェアさせてもらいます

ヨシカワさん
fieldnotes blog「タイポ講座 『手描きロゴ書体の作り方編』 に参加」

三迫さん
TYPOGRAPHY WORKSHOP

BOSS

過去に一度だけ、デザイン事務所で勤めたことがあります。
大学を卒業してから1年弱と短いようで、長いような修行の日々でした。
福岡大学の商学部卒なので、パソコンの使い方もデザインのデの字も知らずに、
縁あって入れた春高デザインは、市内の商業施設の年間広告を手がけたり、
国内外の賞もたくさん獲られるような、いわゆる花形のデザイン事務所。
そんなこととはつゆ知らず、運よく入れて喜んでいたのも束の間。。。
お洒落で華やかな世界だと思ってドアを開いた先に待っていたのは、なんと魁!男塾な世界。
描く夢だけ大きくて、雑草根性もない軟弱者の坊ちゃんは、
コテンパンに叩きのめされ、泣きべそかいて速攻ギブアップ。
名刺の肩書きに「世界を目指すデザイナー」と付けられたくせに、ギブアップです。

ボスの春高さんからも夢からも一目散に逃げたのに、
ブランクを経て、不思議なことにデザインを続けられています。
先日、随分久しぶりに春高さんに会いに伺ったところ、なんと自宅で手料理をご馳走に。
美味しい食事と共に沢山のダメ出しも頂きながら、デザイン談義に花が咲き
愉しくしっかり酔っ払いました。まさかこんな未来が待っているとは。。。


手作りのパンやスープ、野菜炒めに、春高さんデザインのごま焼酎。


採用試験でのお題は、「Tシャツ展を開くとした時にポスターを考える」といったもの。
このラフスケッチが扉を開きました。
「下半身も日焼けした方が面白いんじゃない?」と春高さんが書き足され、
その手があったかと脱帽。


落ちこぼれながらも任された、商業施設イムズのポスター。
電車の中で、制作したポスターを眺めていた感情があまり思い出せません。
とにかく目の前のことに追われ過ぎて、色んな感覚がマヒしていたんでしょう、きっと(笑)。
振り返って見ると、とても良い経験ができていますねぇ。

落ちこぼれにこぼれた20代があったから今があるし、
あの時には絶対戻りたくないけれど(笑)、厳しい世界を知ったから今がある。

また春高さんと美味しいお酒が飲めるように、これからもデザインを頑張ろうと思います。

食ブランド『寒北斗 蔵の食』

○ 内容:コンセプトメイキング、ブランド立ち上げに関するディレクション、デザイン、コピーライティング
○ 制作物:ネーミング、ロゴ、フライヤー、商品パッケージ、POP、幟・タペストリー

福岡県嘉麻市にある酒蔵「寒北斗酒造」での、食のブランド立ち上げに関わらせていただきました。

ルーツ・アンド・パートナーズの佐藤さんが、寒北斗酒造のプロデュースをされていて、
その経緯で酒粕を使った食のブランディングのお話をいただきました。
商品開発には、食のコンサルティングを多く手がけられている、LEE惣菜研究所の李さんが入られて、
色んな可能性を検討する中で、酒粕あんぱんと酒粕パウダーをブラッシュアップ。
寒北斗の杉田社長と広報の寺田さんとの定例会に、外部サポートチームの一員として参加し、
食のブランド作りに関わらせていただきました。



『寒北斗』というお酒は、約30年前に地元の酒販店が集まり、
「福岡の美味しい地酒を作りたい」という思いに応えて誕生しました。
当時、酒販店は複数の酒蔵に相談を持ちかけるも難色を示される中、
当主の矢野喜平太さんが、地元の原料にこだわり、「福岡の食にあう食中酒を」と、
試行錯誤を繰り返した結晶です。
このお酒は、蔵の看板商品となり、2011年に玉の井酒造から寒北斗酒造へ
社名を変えるほどに大きく飛躍しました。
プロデューサーの佐藤さんが、『30VISION』というコンセプトを掲げ、
原点回帰しこれから30年の酒販店並びに顧客との良い関係づくりを、
寒北斗さんと取り組まれている中で、企画された食のブランディングは、
福岡の食中酒というスタンスを、より明確にする試みであります。


ネーミングとロゴデザイン

食のブランド名を考えるにあたっては、寒北斗誕生秘話を元に、
「食を愉しむ。其処に寒北斗有り」という言葉が浮かび、食ブランド立ち上げの軸としました。
ネーミングはご提案したものが採用には至らなかったのですが、
提案の場で、様々な意見が飛び交う中にでてきた言葉を組みわせ、
潔くストレートに伝わる『寒北斗 蔵の食』に決定。
ロゴデザインでは、酒蔵といえば代名詞のように使われる杉玉をモチーフとし、
玉の中に「良」と込めて、マークで食と同時に蔵を認識できるようにしました。
蔵の食という文字がなくても、寒北斗のロゴ書体と、このマークだけで伝わるのではないでしょうか。
食のブランドができたことのお知らせとして、A4変形サイズのフライヤーも作成。
裏面には、山田さんの撮影された蔵の写真が素敵だったので一面に。


Photo_Kei Yamada




商品パッケージデザイン

酒粕あんぱんのパッケージは、李さんの発案できちんと薄紙に印刷を施して販売をすることに。
ずっしり昔ながらのあんぱんなので、この薄紙に包まれた方がシズル感が増して、評判が良いようです。
あんぱんは道の駅うすいのパン屋さんで購入できます。(酒蔵でも購入できる日がありますので、FBをチェックしてください)

Photo_Kei Yamada

Photo_Kei Yamada

Photo_Kei Yamada

酒粕パウダーは高価格になるために、どのように伝えいくか決められず、デザインに苦心していたのですが、
酒粕をパウダーにする加工所『うまし・杜』の縄田さんに取材をすることで霧が晴れました。
それまで、料理の風味付けにと考えていた酒粕パウダーを、
発酵を促す「下拵え専用調味料」として打ち出すことに切り替えたデザインへ。

Photo_Kei Yamada

Photo_Kei Yamada

そして、以前から作られていた吟醸奈良漬けと酒ゼリーには、蔵の食シールを添付して販売。
お店用にPOPも制作。

Photo_Kei Yamada

この『寒北斗蔵の食』が今後どのように展開していくか楽しみにしていて下さい。

寒北斗『リーフレット』も後日更新します