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物語

壊れていたBRAUNの時計が、長い眠りから覚めて動き出した。
これは、時計屋さんも匙を投げてしまった代物で諦めていたのだけど、駄目元で先生に相談すると、
あっという間に蘇生。
聞くと、分解していくつものパーツを磨き上げて電気の流れを通してくださったのだと。
「時計は少し遅れていても、氣をつけて時間を繰り返し合わせていくと、不思議と動くようになる」という言葉が腑に落ちた。

先生のご自宅は、まさにデザイン博物館で、例えばBRAUNの話になると蔵書の中から、
関連の本(入手困難な本ばかり!)を引っ張り出されて、詳しく説明してくださり、
実物があれば、宝箱のような棚の中から登場し、さらに物語は続いていく。
そんな贅沢な個別授業を受けることができ、心が満ち溢れ余韻が残っている。
仕事と遊びの境のない生き方や、物と出会うということや、その関わり方など、多く気づきをいただいた。


ネットでどれだけ検索しても出会えない物語ばかり。

Yohko Toda Website

○ 内容:コンセプトメイキング、ウェブサイト立ち上げに関するディレクション
○ 制作物:ウェブサイト

漆の魅力を多面的に伝えるMedia(媒介者)

京都で活躍される現代美術家の戸田蓉子さんの、ウェブサイトを制作させていただきました。
戸田さんは、漆の美しさを知ってしまってから、一般的に認知されている漆のイメージを変えていきたいと、
オブジェや言葉や空間そして経験に至るまで、幅広い表現手段で持って伝えられています。
その制作方法は、ご自身で手を動かし作り上げられたり、専門家とチームで一緒に完成させたり。
型にはまらない戸田さんの芸術活動そのものを『Urushi Media』と名付け、
コンセプトワークの軸に据えました。

制作にあたって、アオバトではクリエイティブディレクションを行い、
ウェブデザイン・構築は、玄菜のサイト制作に続いて鐘江隆典さんに依頼を。
サイト制作に付随するロゴと写真に関しては、戸田さんのお知り合いの、京都で活動されるデザイナーさんとカメラマンさんへ、
コンセプトシートを元にメールや電話でやり取りをしてディレクションを。
サイトデザインでは、トップページに写真と文字がランダムに配置され、(しかも更新性が伴う難しいデザインによって)
多面的な作品を印象的に伝えています。素敵に作り上げていただいた鐘江さんに多謝。

Yohko Toda_Urushi Media

ただいま、『Jet Black Space』プロジェクトという漆黒空間づくりや、
動画に音楽を入れる作品づくりを勢力的にされています。
戸田さんの制作プロセスや考えなどはWARDSに綴られていますので、ぜひご覧ください。


Top page


Concept page


Works page

月に一度の楽しみ

月に一度カラダのメンテナンスへ行った後に、必ず行く大好きなうどん屋さん。
讃岐うどん雲海
コシのある麺といい、伊吹のいりこで出汁をとったつゆがたまらない。


妻は海老天ぶっかけ


それに対して、つゆを楽しみたいので、とり天かけうどん。
弾力のあるムネ肉もイイネ。

半島へ

今日は久しぶりに俵ヶ浦半島にある、半島キッチン『ツッテホッテ』へ。
時間はあまりないけれど、これからの一歩を踏み出すような場を作りたい。

2019/2/1

月初のお参りに筑紫宮へ。
1月はとにかくプラン提案の月だった。そして2月は制作の月になりそうだ。
特にイラストをいっぱい描くので、少し脳をリフレッシュさせたい。
子育てを息抜きと考え、2月を楽しみたいと思います。ハイ。

そうそう、妻に勧められて読んだ漫画に影響されて、お世話になった人に会いたくなってる近頃です。
『かくかくしかじか』東村アキコ著

東彼杵へ

昨日は、東彼杵で打ち合わせ。
朝から夕方までいたので、お昼は千綿食堂で日替わりカレーをいただき、
TSUBAME coffeeにてカプチーノを飲んで打ち合わせ。
去年から進めていた案件がもうすぐで出来上がる。楽しみだ。

遭遇

那珂川から打ち合わせの帰り道でバッタリ。
さて何でしょう?

前の家では、いろんなことに遭遇しハプニングの連続だった。
退屈しない毎日で楽しかったなぁぁ。もう戻る勇気はないけど。

Garden vege

アトリエという名の自宅で、昼ごはんを食べるときは、ほとんど料理をする。
今日は、庭にわっさり育った小松菜とスティックセニョールで、オイル蒸しをした。
採れたての作物をすぐいただくと体に良いらしい。
家事と育児と一緒に仕事をするのは、簡単ではないけれど自分には合っていると思う。
その分、サッパリ諦めたものはあるけども。

「どう、庭の野菜で昼ご飯なんて、理想的な暮らしじゃない?」
と、切り取られた写真は語っている。

眠ると天使

腕の中で眠る娘を描いた。
夕食準備中はだいたい子守の時間。
もう少しこのまま寝といてくれると、仕事ができるんだけど。
そう簡単には、いかない。いかない。

Plan/Edit

1月は企画と編集の月だ。
いくつものプランが頭の中でぐるぐると巡り巡っている。
思いを具現化(デザイン)する前の、最も大切な工程が、企画と編集にある。
始点(視点)が大事だし、ここをしっかり相談主と共有し、
信頼関係を築くことが、良い伝達表現に直結する。
何よりも、頭の中をかけ巡ったアイディアを、整理して紙に書き起こしていくことが
めちゃくちゃ楽しくワクワクする。
たかだか絵に描いた餅だけれど、この餅が、相談主の想像力を掻き立たせ、
未来を思い描く『鍵』となってくれる。

写真は、庭になったミカン。酸っぱすぎて苦手だけど、
他の誰かからすると宝だったりするし、ただ宝に気づいていないだけということもある。