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タイポ講座を終えて

タイポ講座 2019年6月22日(土曜日)開催

デザイナー・クリエイター向けのタイポ講座は、初めての試みにも関わらず
有難いことに満席となり、思いっきりタイポ制作の裏側をさらけ出しました。
講座企画にあたって考えたことは、まず苦手意識をいかに克服できるか。
そして、実践してみようと思ってもらえるか。
克服方法としては、●手法を知ることと ●知識を増やすこと ●数をこなすこと。であると推測し、
最後の数をこなすのは、講座が終わった後からの経験で、個々の色になっていくことなので、
『タイポづくり4つ手法』をラフから完成まで、情報元も明らかにしていくことに。

前半の座学編で、ロゴタイプの制作過程を過去の実例を元に、お話しさせていただきました。
裏側をお伝えするので、コンセプトを建ててから、表現に至る経緯や、クライアントさんへのプレゼンまでを。
講座後のアンケートでは、この辺りを聞きたいという声が多かったので、別企画します。

Adobeソフトの使い方は、20代にデザイン事務所で習った時から、ほどんどアップデートされていなかったので、
その方面に明るい方が、ノウハウをアップデートくれるという一幕もあって、
素敵な情報共有の場ができました。(感謝、感謝)
我流でタイポづくりをやってきたことを、できる限り客観的に考察してみたところ、
手法を整理でき、新しいインスピレーションも湧いてきました。
合気道は、教えることで上達すると言われていたことをここで納得しました。
(合気道習ってないけど。。。)

座学編を終えておやつタイム。参加者による楽しいロゴタイプ談義を。

時間内で全員の作品を見ることができなかった、段取りの悪さが悔やまれます。
本当にごめんなさい、次こそは!

後半の実践編では、場所を二階の書道教室に移して、毛筆や竹ペンやクレヨンを使って、お題を書いてもらいました。
途中にロゴ制作で参考にしている、様々な書物(情報元)をお手本として、
書体作りに取り組んでいただきました。


今回は筆文字がメインでしたが、個々のクリエイターに合う道具や書き方があることの面白さや、
過去の美しい文字を知ることで、表現の幅が広がるという、
気づきのタネを運ぶことができたのではないでしょうか。

今後の改善点としては、書いたものを加工し、ロゴ化するところまでできればと思います。
他には、ブランディングの講座や、プランからデザインができるまで、
あとはデザインゼミというアイデアをいただいたので、企画しようとワクワクしてます。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
(裏方で手伝ってくれた家族にも感謝)


タイポ講座に参加された、ヨシカワさんが記事を書いてくださってます。
講座を振り返りまとめていただいて、この記事で気づくことも多いです。
タイポ講座も、思考のプロセスを丁寧に伝えることもやっていきたいなぁと思いました。
それと、アオバトでは、コンセプトやディレクション、カウンセリングに重きを置いていますが、ヨシカワさんの記事で、造形力があってこそだと改めて認識させてもらいました。
ありがとうございます。


参加いただいた方々のブログ記事をシェアさせてもらいます

ヨシカワさん
fieldnotes blog「タイポ講座 『手描きロゴ書体の作り方編』 に参加」

三迫さん
TYPOGRAPHY WORKSHOP

credits
匿名アンケートによる講座評価:平均8.3点(10段階評価 | 12名解答)