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富士水質管理株式会社 創立50周年記念 ロゴリニューアル

創立50周年を迎えた富士水質管理株式会社さまより、
ロゴリニューアルとコーポレートサイト用の社員写真撮影をご依頼いただきました。

同社は昭和49年に給排水設備の保守会社として創業。
水質保守と真摯に向き合い、365日の緊急出動体制を確立し、
業界のトップランナーとして技術革新を続け、ライフラインを守り続けてこられました。
現在では年間3万件以上の実績を持ち、営業所は全国を網羅。
ますます必要とされる成長企業です。
右肩上がりの成長の秘訣を伺うと、
「共に働く社員や協力会社を大切にしていること」と話してくださいました。
さらに、業界に根強いマイナスイメージを払拭するために、50年にわたり働きやすい環境を整えられています。
特に近年では、業務のデジタル化による生産性向上や、女性でも働きやすい環境づくりへの取り組みが評価され、
「Tokyo Future Work Award 2024 最優秀賞」を受賞されています。
取材や現場撮影を通じて、社員の皆さんの人柄や職場の良好な雰囲気が伝わり、
取引先からも「主体的かつ親身に課題解決に取り組む姿勢」が高く評価されていることに納得しました。

専務取締取締役の白山達也さんとミーティングを繰り返し、
また、ホームページ用の撮影を通してロゴデザインにおける周辺を
深掘りしていきました。

デザインコンセプト
ヒアリングを通じて導き出したキーワードは、
「安心感・伝統・公共性・先進技術」。これらを軸に「意味の可視化」をテーマとしてロゴを設計しました。

• シンボルマーク
雲から海へとつながる水の循環を表現し、
その中心に「水質を守る唯一無二の存在」として白山の富士を配置。
数字「123…」を忍ばせ、24時間365日の保守体制を象徴しています。

• ロゴタイプ
クラシックな書体をベースにしながら、線の太さを整え凹凸を削ぎ落とすことで、
モダンで公共性のあるオリジナル書体に仕上げました。

【お客様の声】

ロゴデザインの刷新から、半年を過ぎたこともあり
デザインを導入されたことで、どんな変化があったかを、伺うことにご協力いただきました。
どうも有難うございます。

専務取締役
白山達也 様

「ロゴを変えたからといって売上が急増するわけではないし、
そもそもそれを期待していたわけでもありません。
ただ、意味のあるロゴが完成したことで、様々な場面で自信を持って使用できるようになりました。
視認性も高まり、採用活動において学生や応募者からの反響も良く満足しています。
私自身、会社と真剣に向き合う中で、細部までこだわり抜きたいという思いがありました。
オリジナルロゴを作るプロセス―スケッチや手描きの下絵―を通じて、
デザインへのこだわりが形になったことは、大きな手応えであり、
今では、投資以上の価値を感じられる、長く使い続けられるロゴになったと思います。」





代表取締役 社長
東京都水環境システム協会代表理事
白山隆一 様

「じわじわと良さが伝わり、時間とともに馴染んでくる。
それが本当に“良いデザイン”の力だと思います。」
全国の業界団体や政治関係者が一堂に会する式典などでも、
「ロゴマークが変わったね」と直接声をかけられることが度々ありました。
その反応が社外での評価につながり、信頼や印象を高めるきっかけになっていると実感しています。
BtoBの会社にとって、デザインへの投資は当初は目に見えにくい価値かもしれません。
しかし今では、その効果を十分に感じていますし、
一流のデザイナーに依頼して本当によかったと思っています。