「デザイン」という文字に反応します。
文章の中にあれば、マーカーが引かれている様に、目に飛び込んできます。
ただ、18年程デザイナーを生業としてきましたが、奥が深くその働きや可能性について
未だよく分かっていません。
なぜ『デザインの語り場』のイラストがカメレオンなのか。
これは、クライアント色に染まる表現をするということもですが、
必要に応じて様々なことをやってきたらです。
そのせいか、ある時はイラストレーターと紹介されたり
はたまた書道家と言われたり、最近ではカメラマンにもなったり、
ただ話を聞いて整理したり、クライアントの広報係に変化(ヘンゲ)したりと、
働き方自体がカメレオンのようなのです。
若い頃、落ちこぼれた事もあって、世に知られる一流デザイナー像とは、程遠く、
一芸に秀でていない、広く浅い、器用貧乏、何屋か分からない。
と、色々なことを言われてきたし、その実感もありましたが、
今はそんなカメレオンのようなデザイナーを良しとしています。
むしろ、その方が比較されにくくて好都合です。
テクノロジーの進歩は、目まぐるしいもので、デザイナーの働き方も様変わりしています。
その流れに、乗らず、沈まず、抗わずの精神で、
気の向くまま趣くままに、これからもデザインを知っていけたら良いなぁと、考えています。