Works

Bunbo Project

年明け最初の打ち合わせは、プロデューサーの江副さんの自宅兼アトリエにて、新たな分野のお仕事を。

江副さんとは十数年のお付き合いで、自信を喪失していた20代のネガティブボーイを、暗闇から引き上げてくれた恩人です。
当時、デザイナーとして落ちこぼれてしまい、フラフラとなんちゃってアーティストをしていた時に、
うきはにある杉工場で、照明作家の川村忠晴さんと、花を活ける杉健太郎さん、
そして、その中に落書き担当として参加させてもらった3人展を、江副さんがプロデュースされたことがご縁の始まり。
プロデューサーという肩書きの人に出会ったのも初めてだったし、
黒ずくめの装いで、ジュラルミンバッグからMacBookを開き、プロデュースの手法を雄弁に語られる様に圧倒されたことを、
今でも鮮明に覚えています。黒船が来た〜とw。
影響を受けたのは仕事だけでなく、以前古民家を改修して住んだのも
江副さんが宝珠山村という辺境の地で、渓流釣りを人生の軸に据えて、
仕事と暮らしを独自に体系立てながら、軽やかに暮らす姿への憧れがあってのものです。






コンセプトワークを中心に、商品・空間・情報と総合デザインで、問題の解決を図るプロデュースによって、
気がつけばデザインのカテゴリーを横断し、膨大な量のお仕事をさせてもらいました。
付随したツールで掲載しきれていないものも、まだまだ沢山。

江副さんの打ち合わせの基本はユーモア。今日も楽しい話がたくさん聞けました。
さぁ、宿題をササっと片付けて、釣りに出かけよう。(釣り竿ないけど)