今朝は休日なのに、珍しく花埜が早起きして散歩についてきた。いつもは、目がさめると直ぐ漫画を読むのに。
外は肌寒くて、もう半袖短パンでは歩けない。娘と一緒なのでカメラも持って行こう。
普段歩くコースを同じペースで歩いていく。
前まで彼女の歩みに合わせていたのに、グングン足が前に伸びる伸びる。
写真なんか撮っていたら置いていかれてしまう。気がづくと子育ては10年が過ぎていた。
稲刈りを終えた田んぼ道を散歩しながらいろんな話をした。
下校の時競い合って帰ることとか、道中にある庚申さまのこととか、内の世界と外の世界はどっちが広いだとか。
久しぶりにゆっくりと二人の時間。
息子とはサッカーをできるけど、花埜もボール遊びという訳にはいかない。
彼女は、歩数計の数値を気にしながら歩いていた。とにかく数を増やしたいらしい。
楽しいひと時は6000歩目前で終わってしまった。
「ただいまぁ。」